ソフトバンク周東佑京内野手(28)が、4年ぶりVへのラストスパートをけん引する。

プロ6年間で9月の通算成績は月別最高の打率3割5厘。前日1日のロッテ戦でも4安打を放った9月男は「大好きな9月がやってきました」と気合十分だ。チームは優勝マジック15で、最短11日にも小久保監督が宙を舞うところまできた。3日から本拠地で戦う2位日本ハム2連戦でも、選手会長が“秋男”ぶりを存分に発揮する。

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9月に入り、レギュラーシーズンはいよいよ最終盤に入る。ソフトバンクの優勝マジックは15。最短Vは11日で、小久保監督が宙に舞うカウントダウンが始まる。第4コーナーを回るラストスパートの季節は、周東の好相性の季節と重なる。

「大好きな9月がやってきました」

言葉の根拠は数字が物語る。9月は6年間のキャリア通算256打数78安打で打率3割5厘。安打数、打率ともに月別で最高成績を残している。

「去年まではみんなが疲れている中、(途中出場も多く)ひとりだけフレッシュだったのかもしれない。でも今年は開幕からフルで(試合に出て)いるし、打席で考えさせられることも多かった。疲労も含め、今年はどうなるか分からない」

本人からは謙遜の言葉も出たが、今年も1日の敵地ロッテ戦でいきなり4安打。4月に5安打を放って以来の快音連発で、早速「9月男」ぶりを発揮した。今年も! の予感はたっぷりだ。

小久保ホークス初年度は新選手会長としてチームを引っ張ってきた。4年ぶりリーグ優勝への思いは当然強い。「終わりが見えているのも好調の要因かもしれない。ゴールが見えるから、それまでしっかり踏ん張る。先はもうないと思って、最後はすべてを出し切れる」。2位以下に2桁ゲーム差をつけての終盤戦。4年ぶりのゴールに向かって、全身全霊で勝利に貢献する。

今季は105試合で打率2割6分4厘、2本塁打、21打点。37盗塁は12球団断トツで、2年連続の盗塁王はほぼ手中に収めている。「気持ち的にムキにならないように。やるべきことをしっかりやればいいと思います。練習では悪くないし、どっちかと言えばいい感覚。あとは打席の中でどう表現するか」。3日からは2位日本ハムを本拠地に迎えての2連戦。連勝なら一気に優勝マジックが5つ減る。鷹の背番号23が、その先頭に立つ。【只松憲】

▼ソフトバンクは3日からの日本ハムとの直接対決で2連勝すれば優勝マジックが一気に5減る。ソフトバンク2勝で2、日本ハム2敗で2減るが、今回は勝率が並んだ場合に当該球団間の対戦勝率が高い順という順位決定法が加わる。ソフトバンクの日本ハム戦勝ち越しが決定するため、さらに1減となり、5つマジックが減る。最短Vは11日。

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