楽天辰己涼介外野手(27)の一打が、単打続きの打線の中でひときわ輝いた。5回、逆転直後の1死一、二塁、右中間を突き破る2点適時三塁打。チームとしては8月28日の日本ハム戦以来、同試合の9回先頭から139打席ぶりの長打だった。得点圏打率3割4分9厘でリーグトップ。チャンスに強い秘訣(ひけつ)を聞かれ「普通にしているだけで勝手に打ってしまうというか。神様がそうさせてくれる。抗えないという感じです。いやマジで」と“辰己節”全開で答えた。
今季12本目の三塁打を放ち、リーグ2位の日本ハム水野に4本の差をつける独走状態。今江監督も「辰己が軸になっていると言っても過言ではないような打線になっている」とたたえたが、本人はリーダーズはあまり気にしていない。「最終的には見ることにはなると思うので、その時に、そういったところにいられたらうれしいです」と話す。
5日からは3位ロッテとの直接対決に臨む。お立ち台では「僕がCSに連れて行きます」と、いつもの調子でファンに宣言した。チームは勝率を5割に戻し、CS圏内まで2・5ゲーム差。3年ぶりのCSが見えてきた。【浜本神威】



