広島の守護神、栗林良吏投手(28)が、自己最多タイでリーグ単独トップとなる37セーブ目を挙げ、チームの連敗を「4」で止めた。1点リードの9回に登場。先頭細川を三ゴロ、代打山本を右飛に封じ、最後はカリステを宝刀フォークで空振り三振。1回を注文通りの3人斬りで締め、12試合連続無失点。マウンド上で雄たけびを上げた。

プレッシャーをはね返した。優勝争いを繰り広げる重圧と闘う中で、チームの連敗が続いた。待望の勝利の期待を一身に背負っての登板に「すごく緊張しながら『絶対勝つぞ』って気持ちだった。みんなもそういう気持ちだったと思う。勝ててよかった」と喜んだ。

言葉でもブルペン陣を引っ張っている。5日の敵地DeNA戦、延長11回に松本がリードを守り切れず、逆転サヨナラ負け。栗林は後輩右腕に「一番経験しなきゃいけないところ。この負けも前半戦の負けも一緒だから、引きずらずにまた頑張ろう」と声をかけたという。仲間を鼓舞し、チームを押し上げている。

首位巨人とのゲーム差は1のままだが、悪い流れを断ち切った。新井監督は「一喜一憂している暇はない。今日はいい日になったので、明日もいい日にしたいなと思います」。6年ぶりのリーグ制覇へ、ここから再び上昇気流に乗る。【古財稜明】

▽広島九里(7回途中1失点の力投で今季7勝目)「抑えられていない試合が続いていたので、何とか0点でベンチに帰るぞと思って投げていました。勝ててよかったです」

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