日本ハムが土壇場で3点ビハインドを追いついた。9回にオリックスの守護神マチャドを攻略。万波の二塁打から連続四球で無死満塁とし、水谷が2点適時二塁打を放った。
さらに1死二、三塁から清宮が右翼へ同点適時打。ここで清宮が一、二塁間で挟まれて走塁死となり、2死一、三塁からマルティネスが右飛。サヨナラ勝利とはならなかったが、驚異的な粘りで延長戦に持ち込んだ。
試合中、ずっと「幸運球」を握り続けた新庄剛志監督(52)も劇的な同点劇に歓喜した。このボールは、9回に6点を奪って大逆転勝利した4日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)で「途中から胃がおかしくなってツボ(を刺激していたボール)」。その試合後に指揮官は「これを持ち始めて逆転し始めたから、大事に取っておこうかな」と話していたが、この日はそのボールに黒のマジックペンで「幸運球」と書き込み、ずっと手にしていた。
20年の初対戦から黒星を付けたことがない天敵、オリックス宮城の攻略には苦しんだが、選手と指揮官の執念が土俵際で試合を振り出しに戻した。



