中日高橋宏斗投手(22)が今季初被弾も8回5安打1失点で12勝目をマークした。防御率も1・14で1位をキープ。戦後初のシーズン被本塁打0は消えたが、4年目右腕の快投は止まらない。
4回だった。今季対戦510人目の打者となる村上に139キロカットボールを右翼席に運ばれた。川越の先制3ランで援護をもらった直後の被弾だった。「村上さんの一発はもったいなかったですが、8回を1点に抑えられてよかった。いろいろ周りから言われてましたが、ホームランは打たれるもの。(今季初被弾を)打たれたのが村上さんでよかったと思います」と微妙な心境を口にした。
1リーグ時代の1944年に笠松実(阪急)と内藤幸三(朝日)が記録して以来、途絶えているシーズン規定投球回到達者の被本塁打0。80年ぶりの偉業は消えた。だが、1950年の2リーグ制移行では同条件での最少被本塁打は2本。2023年の山本由伸(オリックス)までわずか3投手しかいない。
村上に一発こそ浴びたが、ヤクルト戦は今季4戦4勝。シーズン規定投球回まで残り8回1/3だ。「規定投球回は最低限クリアしたいポイント。これからも油断せずに頑張ります」。得意のツバメ狩りで、戦後初となる1被本塁打での防御率1位を完全に射程圏にとらえた。
▽中日川越(3回、決勝の2号3ラン)「チームに貢献できてうれしいです」



