セ・リーグ本塁数トップの神様が、打たれない男からついに撃った。
3点を追う4回先頭。ヤクルト村上宗隆内野手(24)が、右翼へアーチを描いた。「うまく拾えて良かったです」。中日先発・高橋宏斗投手(22)の1ストライクからの2球目、真ん中低めに入った139キロカットボールを捉えた。厳しいコースも「反応できて打てたのでよかったです」と淡々と振り返った。
チームは今季、高橋宏に手を焼いていた。試合前時点で、リーグ単独トップの防御率1・14を誇る右腕に3戦全敗。本塁打0。村上自身も試合前までは、8打数1安打4三振に封じられていた。それは他球団も同じで、巨人、広島、阪神、DeNAのどの打線も、高橋宏から本塁打を打っていなかった。そんな中で、村上様の会心の一撃だったが、「もちろんいい投手なのは分かっていますけど、打線として攻略できなかったので。ロースコアで負けていますし、そこはちょっと悔いが残るところがあります」と話すにとどめた。



