日本野球機構(NPB)は侍ジャパン井端弘和監督(49)に対し、26年3月のWBCまで続投要請する方針を固めた。今年11月に開催される「ラグザス presents 第3回プレミア12」までだった当初の任期を延長することで、長期的視野のもと日本のさらなる強化を図る意向。これから正式要請に入り、交渉を経て同監督が受諾となれば、日本人メジャーリーガーとともに最強の侍ジャパンとしてWBC2連覇に挑むことになる。

同監督は昨年10月に就任後、常に次のWBCや28年ロサンゼルス五輪を見据えた上で、強化を進めてきた。就任直後の初陣となった昨年11月のアジアプロ野球チャンピオンシップでも、伸びしろのある若手を幅広く選出。国際舞台での経験値を上げると同時に、4戦全勝で優勝という結果も残した。今年3月に行われた欧州選抜との強化試合では、大学生4選手を招集。兼任するU15侍ジャパン監督としても今年8月のW杯で初優勝に導くなど、将来を見据えた土台づくりを図ってきた。

プレミア12では、国内最強布陣で大会2連覇に挑む。優勝まで9試合、大会を通じて世界と戦える選手を見極める舞台にもなる。同監督は「勝たないといけないのは分かっている。日本も前回とはまた変化していくので、どんどんチャレンジしていきたい。長く日本が強くなるためには、どんどん若い選手が出てきてくれれば」と話していた。19年プレミア12と23年WBCに連続出場した選手は8人もおり、新戦力を発掘する最高の場になる。

WBCで国内組とドジャース大谷らメジャー組との融合は必須条件。監督としての資質を評価され、継続的な強化を進める上で極めて自然な流れでの続投要請となる。