ソフトバンクのリチャード内野手が豪快な打撃を披露した。
フリー打撃でバックスクリーン直撃4発を含む20本以上の柵越えだ。「悔しいっす。今日はあまり打球が飛びませんでした。ボールも重かった」。汗をしたたらせながらも、リチャードに納得感はなかった。
「ロマン砲」と呼ばれて久しい。8年目を迎えた今季こそ「覚醒」を誓っている。昨オフから山川に弟子入り。年明けの沖縄・久米島の自主トレでも超ハードなメニューをこなしてきた。久米島では球場のバックスクリーンを破壊。山川とともに左翼ネットを軽々と越えるために、さらに高く増設されることになったほど。キャンプ初日は雨のため室内での練習。この日のフリー打撃が屋外での初打ちだったが「外で打つことよりも、僕は試合で打って結果を残したい」と口元を引き締めた。
「飛距離はかなわない」と師匠の山川も舌を巻くパワーぶりだが、課題は実戦でいかに投手の投球を攻略できるか。打撃練習を見守った王球団会長も「彼は飛ばす力は間違いないんだから。あとは自分とボールをどう結ぶかだけ」と注文も忘れなかった。



