プロ野球レジェンドOBの球宴「サントリードリームマッチ2025」が4日、東京ドームで行われた。「ザ・プレミアム・モルツ球団」に10連敗中だった「ドリーム・ヒーローズ」は、最終回に追いつかれ13年以来の勝利を逃したが、熱戦でファンを楽しませた。
ドリーム・ヒーローズの能見篤史氏(46)がスーパープレー賞に選出された。先発し、初回に5点の大量援護をもらった直後に1回をピシャリと無失点。さらに1点リードの7回2死一塁から緊急登板し、今年3月に引退を表明したばかりの中島宏之氏(43)を3球三振でピンチを脱した。
2点リードの最終回にも登板。逃げ切りを図ったが、無死一塁からこの日2度目の対戦となった中島に左翼越え2ランを被弾。ここで降板となった。
その後は特別ルールで、相手からトレードした上原浩治氏(50)山口俊氏(38)が無失点リレー。さらに「アライバ」で親しまれた二塁の名手荒木雅博氏(47)の華麗なグラブさばきも光りゲームセット。なんとか引き分けで持ちこたえナインは、現役さながらの緊張感から解き放たれた表情でハイタッチを交わした。
能見は「今年まで現役だった中島選手なので、まさか本当に打つとは思っていなかった」とガチンコ勝負に敬服。闘争心に火がついたといい「もうちょっと球速を上げます」と宣言。現役時代と変わらぬ伸びのある直球でどよめかせた46歳は、さらなる進化を誓っていた。



