23年ドラフト1位のソフトバンク前田悠伍投手(20)が、22日の侍ジャパンとの壮行試合(サンマリン宮崎)に先発する。

開幕ローテーションを争う高卒3年目左腕は「なかなかこういう機会もない。絶対にプラスになる。選ばれた人たちが集まっているんで、全員(との対戦が)楽しみ。楽しみでしかない」と目を輝かせた。予定では2イニング投げる。

オフにメッツ千賀と自主トレを行いキャンプインしたが、投球フォームなどで悩みながらここまできた。15日の紅白戦では1回2安打1失点。「あの時もいろいろ考えて、試行錯誤して(打者と)100%対戦できていなかった」と反省。「もう吹っ切れましたよ。ずっと悩んでいたが、それじゃ楽しくない。楽しんだら結果はついてくる」と、気持ちを切り替えた。侍ジャパンを楽しんで抑え込み、3月のオープン戦へ弾みをつける。

壮行試合には予定通りベストメンバーで臨む。小久保監督は「ある程度いい投手をそろえないと練習にならないでしょうから」と、WBC本番を控える相手を考慮し、前田悠を先発マウンドに送ることを決めた。「なかなか(打者の)インサイドは突けないでしょうから、あんまり細かい結果は問わない」としたが、前田悠は「もちろん内角も突く。相手が相手ですけど関係ない。外角を攻める時もあるし、その場に応じてやっていきたい」と強気だ。

2戦目の23日はスチュワートが先発する。紅白戦で猛アピールした藤原ら活きのいい育成投手も起用予定で、野手も小久保監督は「(宮崎にいる)S組は全員出します」と明言。柳田、今宮、山川と主力が打線に名を連ねる。新人では唯一A組の高橋隆慶内野手(24=JR東日本)も連れて行く。現状での最強メンバーで乗り込む。【石橋隆雄】

▽ソフトバンク・スチュワート(23日の侍ジャパン壮行試合に先発予定)「自分にとっては久々の実戦になる。自分のできる準備をしっかりしたい」