左翼バトルが激アツだ。阪神中川勇斗捕手(22)がオープン戦の広島戦(マツダスタジアム)で特大2ランを含む3安打3打点の大活躍。開幕左翼に大きく前進した。一方、ドラフト1位の立石正広内野手(22=創価大)は、SGLで行われた初の実戦形式練習で仰天の長打力を披露。右脚の肉離れで出遅れていたが、こちらも逆転での開幕左翼をあきらめてはいない。
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高々と上がった中川の打球は、マツダスタジアムの左翼席まで届いた。「3番左翼」で出場。3回に広島先発、高の131キロ低め変化球をフルスイングで捉えた。打った瞬間、確信の1発は特大のオープン戦2号2ラン。「ちょっと逆風だったので、いってくれと思いました」。パンチ力抜群、成長著しい5年目のアピールが止まらない。
3-0の6回は先頭で中崎から中前打。7回無死三塁では島内の152キロをはじき返し、右前適時打を決めた。「必死にやっている結果」と右へ左へ3安打。オープン戦は9試合で打率3割7分で、2本塁打&7打点はチームトップの好成績だ。「去年得点圏の打率が良くなかった(1割6分7厘)ので、今年盛り返したい。勝利打点を挙げることが一番」と燃えている。
前川や浜田らと争う開幕左翼で1歩リード。同学年で、右脚肉離れから再起を期す左翼候補のドラフト1位、立石正広内野手(22=創価大)も状態を上げている。それでも「人のこと考えられる立場じゃないので、自分のことをしっかりやっていきたい」と集中。開幕までの残り6試合もノンストップでレギュラーをつかみ取る。【村松万里子】



