救援2枚看板不在を一丸で乗り切る。巨人阿部慎之助監督(47)が24日、大勢、ライデル・マルティネスの両投手について「このままだとたぶん(開幕に)間に合わない。2人いないと想定して臨みたい」と説明した。

WBC組の大勢は今後2軍戦で実戦機会を設ける。本人は「前回大会の事もある。しっかりプランを立てて」と見込む。23年大会は休養なしでシーズンに入り、6月に右上肢のコンディション不良で1軍登録を抹消するなど不振だった。同じ轍(てつ)は踏めない。

WBCキューバ代表マルティネスは25日に来日予定。指揮官は「練習はずっとちゃんとやっているみたいなので。停電で大変みたいね、キューバが」とおもんぱかった。

昨季は獅子奮迅の活躍だったリリーフ陣。55登板以上が5人、球団記録の163ホールドも記録した。大勢は最優秀中継ぎ投手賞、マルティネスは最多セーブと、要だった。先発が苦戦する中で、幾度も勝利をたぐり寄せた。

この日、23年に育成で入団したルシアーノの支配下昇格が発表された。オープン戦含む実戦で8試合連続無失点、抑えとして登板していた。阿部監督は「そうなるかもしれませんし、日替わりかもしれない。みんなで乗り越えていくしかない」と強調した。外国人枠を調整しながら、バルドナードなども含め、序盤戦をにらむ。「ある意味、ルシアーノとかもチャンスだし、頑張ってほしい」と期待した。【阿部健吾】