中日金丸夢斗投手(23)が、31日からの本拠地開幕カード巨人3連戦でホーム開幕投手を務める見込みとなった。「勝つことだけをやっていきたい」と力を込めた。

侍ジャパンとして帯同した米マイアミから帰国後初登板となった24日は、ナゴヤ球場でのDeNA2軍戦に先発し、5回5奪三振1失点。最速150キロを計測し「出力は問題なく、体の状態もいい」と順調な仕上がりを示した。初回以外は毎回走者を背負いながらも、失点は5回、暴投絡みの1点だけ。5安打を許すも粘りの投球でまとめた。

追加招集でWBCに出場した左腕は、キャンプ終盤からWBC球で調整。「戻ってきて最初は違和感もありましたけど、今は100%に近いぐらいの感覚」と語り、目標の「2ケタ勝利」「規定投球回」へ準備を進める。井上監督は「バンテリンの開幕は大事になる」と本拠地開幕戦により一層の重きを置いている姿勢を示している。

一時は開幕に間に合わないのではと心配されたWBC組のメヒア、アブレウ、金丸、高橋宏らが開幕前に集結し、陣容が整ってきた。金丸は広島での開幕カードに帯同し、本拠地へ。「まずはシーズンの雰囲気を味わいながら広島で勢いをつけて。いい勢いで投げられたら」と大事な一戦を見据えた。【佐瀬百合子】