西武が5連勝に成功し、ソフトバンクと入れ替わりで2位に浮上した。2位は昨年6月12日以来。貯金も今季最多の「4」に増やした。ソフトバンクにはこれで今季7勝3敗に。勢いは増すばかりだ。
ファンが命名し、一気に浸透し始めた“ビッグチェーン打線”が敵地福岡でも炸裂(さくれつ)した。4回まではソフトバンク松本晴に1安打のみも、5回には球界史上唯一の“書いても読んでも4文字名前”の柘植世那捕手(28)が安打を放つと、今季FAで加入した石井一成内野手(31)が先制2号2ラン。「後ろにつなぐ意識で打ちました」。下位打線の連打で、均衡から一瞬で主導権を握った。
7回にも3安打を集中して追加点を奪うと、先発の渡辺勇太朗投手(25)もビッグチェーンの輪に呼応する。序盤、毎回のように得点圏のピンチを迎えながら、直球で強気勝負。味方が加点すると安定感も増した。昨季は0勝4敗、防御率6点台。苦手のソフトバンクに「しっかりやり返すという強い気持ちでいます」と臨んだ試合で7回途中無失点。見事にやり返し、今季2勝目を挙げた。



