楽天捕手陣が古田塾に感激した。13日、久米島キャンプに野球解説者の古田敦也氏(43)が訪問。捕手4人が、約20分間にわたり古田氏の“講義”を受けた。投手の球を受けた後、ブルペンの片隅で始まった話に、真剣な表情で聞き入った。「野村監督の下で捕手をやるなら絶対、服従がうまくやるコツ」など技術面以外でも多岐にわたった話を、4人は聞き入った。

 嶋

 見たことのないキャッチングに刺激を受けました。あの柔らかさを身につけていきたい。

 銀次

 キャッチングの時にミットを動かすと、審判と投手からの心証が悪くなるからやめた方がいい、と教わりました。

 伊志嶺

 捕る時のひじの使い方が、自分が考えていたのと違った。

 藤井

 投手を助けるための引き出しが必要だと言っていた。漫画を読む時間を読書にあてて、引き出しを増やすのも捕手の仕事。

 捕手は私生活もしっかりしないといけない。投手はそれを見て信頼できるか見ているものだ-という教えに山田バッテリーコーチも「あいつらが何か感じ取ってくれたら」と成長に期待した。【竹内智信】

 [2009年2月14日14時54分

 紙面から]ソーシャルブックマーク