<オープン戦:ソフトバンク0-2横浜>◇6日◇福岡ヤフードーム
WBC日本代表に落選したソフトバンク和田毅投手(28)がオープン戦初登板し、横浜打線を3回パーフェクトに抑えた。
2月の日本代表候補合宿中に日本ハム・ダルビッシュから仕入れた新カットボールを実戦で初テスト。2回。横浜吉村に内角、外角と直球を続けて追い込むと、再び内角へと左腕をしならせた。「ダルカット」と呼ぶ新球が手元へ切れ込んだ。芯を外されたバットは折れ、注文通りの遊ゴロが転がった。「実戦では初めてでした。バッターの反応を見られたし、収穫はありました。2球しか投げてないですが」と言った。予定の3回を打者9人、31球であっさりと料理した。
「右打者の内角を突くのが僕の課題なので、そこを攻めていければ。左打者には外に逃げる球にもなる」。ボールの縫い目が最も狭い部分に中指と人さし指をやや外寄りにかける握りが、すぐにフィットした。この日最速は138キロ。カットは133~134キロと直球に近い。日本代表メンバーには残れなかったが、何も悔しさだけを持ち帰ったわけでなかった。すでに開幕投手に内定。「そのことも大事ですが、ベストなボールをシーズン通して投げることが大事です」と大黒柱としての自覚がにじんだ。【押谷謙爾】
[2009年3月7日8時20分
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