<オープン戦:ソフトバンク2-4ロッテ>◇17日◇福岡ヤフードーム
これなら見えにくいフェンスも関係ない!?
ソフトバンク松中信彦外野手(35)が本拠地に200日ぶりのアーチをかけた。先頭で迎えた6回。カウント0―2から根本の高めの直球をえじきにした。左半身にグッとためた力を、骨盤の鋭い回転からバットにじっくり伝えた右翼フェンスオーバーの120メートル弾だった。秋山監督も「信彦(松中)のホームランはいい押し込みだった」と、うなる主砲らしい1発を右中間席に放り込んだ。オープン戦1号を打った14日のビジター横浜戦では見せなかった白い歯も浮かべた。
ヤフードームでは昨年8月29日西武戦以来の1発だが、当時は3番。今季は秋山監督がオープン戦序盤に「4番松中」の構想を明言し、松中もその期待を感じている。全体練習がオフだった前日16日もドームを訪れ、マッサージを受けた。春季キャンプ中の夕食時にたしなむ酒も「控えめにしています」と、ビール2杯で済ます日もあり、体調管理には例年以上に配慮してきた。
これでオープン戦2本塁打。初回の大嶺との初対戦ではファウルでバットを折られたが、直後にきっちり左二塁打で、今季初のマルチ安打だ。昨年チームで唯一144試合出場した主砲。オフの契約更改では過去3年届いていない30発を“ノルマ”に求められたが、完全復活のシーズン開幕に向けて上昇カーブを描いてきた。【押谷謙爾】
[2009年3月18日9時14分
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