<西武3-0日本ハム>◇18日◇西武ドーム
本塁打キング大本命が、お目覚めの気配だ。3年連続タイトルを狙う西武中村剛也内野手(26)が4回、貴重な5号先制ソロを放った。ここ6試合で4発。トップのオリックス・カブレラに3本差と射程圏にとらえた。武田勝の高めチェンジアップを仕留め「手ごたえバッチリ」と吹っ切れた様子で話した。打球の方向も「あそこに伸びて、なかなか落ちてこない打球が出る時はいい」という左中間へ。着弾まで、長い滞空時間の余韻を楽しみながらベースを1周。好調時のバロメーターが、今後の量産を予感させた。
久々の応援に駆けつけた家族に、勇気を届ける1発でもあった。2週間ほど前から、麻里恵夫人と8カ月の長男がそろって体調を崩した。新米パパは自宅でせっせと看病して、いつも当たり前のようにサポートしてくれるありがたみを実感した。最愛の2人の回復に合わせるように、バットの調子も上がってきた。開幕から不振が続き、負担をかけてきた主軸の中島が右脇腹痛で離脱した1週間を5勝1敗で乗り切り「チームが1つになって頑張っているのでよかった」とお立ち台で胸を張った。家族を助けた一家の大黒柱が、今度は迷惑をかけたチームを助ける番だ。【柴田猛夫】
[2010年4月19日9時20分
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