岡田オリックスが奇跡の逆転「アレ」へ本気モード!?

 交流戦首位タイで現在、勝率5割。岡田彰布監督(52)は11日、順位表の最上位を意味するあの2文字を禁句にしつつ、残り2試合で最大可能な貯金2を「貪欲(どんよく)にモノにしたい」と事実上の「アレ宣言」。12日からの横浜2連戦(京セラドーム大阪)に新外国人フェルナンド・セギノール内野手(35)の緊急投入までにおわせた。

 快進撃を続ける交流戦も残り2戦。すこぶる笑顔の岡田監督はきっぱりと目標を打ち立てた。「1つでも、2つでも貯金できるチャンスがある。チャンスあるなら貪欲(どんよく)にモノにしていかな」。チームの勝率は5割。貯金2は連勝を意味する。順位表のてっぺんを指す漢字2文字を禁句にする姿勢は変わらないが、事実上の「アレ」宣言だった。

 自力Vは西武だけが可能で、オリックスは人事を尽くし天命を待つしかない。岡田監督の準備にぬかりはない。11日はナイター明けにもかかわらず、12日横浜戦を想定し、当日と同じ午前10時から指名練習を開始した。「チーム全体でこうしたら勝てるというのが分かってきたな」。上昇カーブを描くチームを普段と同じリズムでゲームに入るよう配慮だった。

 横浜2連戦後は4日間、試合が空く。回復時間もあるため「継投はもう少し早めに行くよ」と積極的な投手リレーを予告した。交流戦では巧みな先発隠しで他球団を苦しめたが、この先は隠す必要はない。ただ、最後にとっておきの煙幕を張った。球団はこの日先発機会のない小松を登録抹消し、8年ぶり古巣復帰となる新助っ人セギノールが12日夜に来日すると発表。岡田監督は「1つ(枠が)空くからいけるんやな」とニヤリ。13日最終戦での即デビューをにおわせる余裕の策士ぶりだ。奇跡の「アレ」使者として話題づくりまで振りまき、指揮官として万全の準備を整えた。

 [2010年6月12日10時48分

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