沢村の“相棒”が開幕ローテーション候補に名乗り出た。巨人の2年目右腕小野淳平投手(23)が13日、紅白戦に登板し、3回を無安打無失点。首脳陣に猛アピールした。直球は135キロ前後だったが、100キロ台後半の縦カーブで緩急をつけ打者を手玉に取った。球数は3イニングで24球とリズムもよく「実戦でアピールしないといけない立場なので。少しでもアピールできればと思って投げました」と、堂々と言い切った。
1学年下のルーキー沢村拓一投手(22=中大)の兄貴的存在だ。キャンプイン当日、青島神社参拝では並んで歩き、キャッチボールでも沢村の相手を務める。新人の仕事である、バスへの荷物の積み込み作業でも「中にいてもやることないので」と進んで手伝うなど、気遣いも忘れない。それでも「負けたくない気持ちはもちろんあります」と力強く話した。先輩として負けるつもりはない。
15日に紅白戦で先発する沢村よりも一足先に結果を出した。原監督は「堂々としている。打ってみやがれというのが実戦向きという感じですね」と話し、川口投手総合コーチも「(打者を)見下ろすように投げてますね。(カーブは)タイミングを外すには最高ですよ」と高評価。沢村のような剛速球はない。それでも緩急をうまく使ったクレバーな投球術がある。「開幕のときに1軍に入れるように、1軍で活躍できるようにしたい」と、高らかに宣言した。【斎藤庸裕】
[2011年2月14日8時6分
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