<DeNA3-12ヤクルト>◇29日◇横浜

 ▼バレンティンが通算4度目の1試合3本塁打をマーク。1試合3本塁打以上の最多記録はブライアント(近鉄)の8度で、4度以上は9人目。3年連続で記録したのは88年2度、89年4度、90年1度のブライアントに次いで2人目となり、セ・リーグでは初。バレンティンは横浜スタジアムのDeNA戦で3度。同一カードで3度はブライアントが88、89、93年日本ハム戦、江藤(広島)が94、98、99年横浜戦(3度とも横浜スタジアム)に次いで3人目。3年連続同一カードは初めてで、3年連続同一球場で記録したのも初めてだ(同一球場で3度は5人目)。

 ◆主な特大アーチ

 05年6月3日にカブレラ(西武)が横浜戦で記録した推定180メートルが最長。西武ドームの天井(左中間)を直撃した同球場初の認定アーチで、カブレラは01年にも推定170メートル弾を2本打っている。90年6月6日にはブライアント(近鉄)が東京ドームの中堅上スピーカー直撃の推定170メートル弾を記録。横浜スタジアムでは90年8月29日マイヤー(大洋)が左翼場外、03年6月8日ウッズ(横浜)が右中間場外へ160メートル弾を放った。横浜スタジアムで1試合2本の場外アーチは、89年8月13日フィルダー(阪神)00年5月17日ゴメス(中日)が記録。