ロッテのドラフト3位で、4日に飲酒補導されていた八重山商工・大嶺翔太内野手(18)が、海岸掃除のボランティアから出直しを図るプランがあることが9日、分かった。学校関係者によると「停学期間中は自宅にいるのではなく、学校に来て作文を書いたり清掃活動を行うことになっている。社会貢献という意味で、沖縄の海の清掃もあっていいのかなと思っている。今後、関係各所と相談していきたい」と話した。

 「反省の色が見えなければ入団取り消しもある」(石川球団副代表)と厳しい姿勢で臨む球団に対し、反省の気持ちを形にして示していく構えだ。また同校によると、飲酒による停学期間は10日から2週間に決まった。入団会見のため上京していた大嶺は、この日の入団会見に出席することなく、早朝の直行便で石垣島へ帰郷。午前中に担当の永野スカウトと学校へ出向き停学処分を言い渡された。