侍ジャパン源田壮亮内野手(30)が負傷により、戦線を離れる可能性が高まった。

10日の韓国戦の3回、無死二塁の二塁走者として相手投手のけん制にヘッドスライディングで帰塁したときに、右手の指を痛めた模様だ。直後にいったんベンチ裏に下がり治療に入った。再びグラウンドに戻る際、右手の薬指と小指にテーピングを施している様子が見られた。ヌートバーの中前打で生還したが、4回表の守備から中野と交代した。

指は送球にかかわる部位。通常のプレーは難しい可能性が高く、11日チェコ戦の遊撃先発は中野が有力だ。離脱となれば代替選手の選定に入る。欠場したカブス鈴木に代わって招集された牧原も遊撃はできるが、源田の守備力は替え難いものがある。全員でカバーしていくしかない状況となった。