ベネズエラ代表のルイス・アラエス内野手(28=ジャイアンツ)が、大会史上初となる2度目のマルチ本塁打を記録した。
イスラエル戦に「3番一塁」で出場し、まずは4-1の5回1死で迎えた第3打席。3番手右腕の速球を完璧に捉え、右翼へ1号ソロをたたき込んだ。そして6回1死二、三塁の第4打席で、今度は左腕の低めシンカーをすくい上げ、右翼フェンスギリギリに運んだ。
22年から3年連続で首位打者に輝いたアラエスだが、本塁打は23年の10本が最多。だがWBCでは、前回大会の準々決勝・米国戦(マイアミ)でも2本塁打を放っており、これが大会2度目の1試合2本塁打。MLB公式サイトのサラ・ラングス記者によると、WBCでマルチ本塁打を複数回記録したのは初。なお、メジャーの試合で唯一記録したマルチ本塁打もマイアミのローンデポパークだった。
アラエスはイスラエル戦で2本塁打に加え、初回に先制の二塁打、さらには8回にも二塁打を放ち、4安打5打点と躍動。2連勝に大きく貢献し「家族、そしてサポートしてくれるファンのおかげ。国を代表してプレーしているから、彼らのためにできることをしたい。とても特別だし、楽しんでいるよ」と感謝を口にした。かつてエンゼルスを率いたイスラエルのブラッド・オースマス監督は「今日はルイス・アラエスのショーだった」とたたえた。

