第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、14日の2次ラウンド第2戦で、侍ジャパンがキューバに8-5と競り勝った。日本は15日のイスラエル戦に勝てば全勝で米ロサンゼルスで行われる準決勝へ進む。

 ▼山田哲人内野手(24)が1回に先頭打者本塁打、8回にこの日2本目の2点本塁打を放った。日本の選手でWBCでの1試合2本塁打は、13年2次Rオランダ戦の阿部(巨人)以来2人目。また日本の先頭打者本塁打は、06年2次L米国戦イチロー(マリナーズ)、13年2次Rオランダ戦鳥谷(阪神)以来3人目で、大会通算では8人目となった。過去7人のうち、先頭打者本塁打を放った試合で2本塁打した選手はおらず、山田がWBC史上初めて先頭打者本塁打を含む2発を記録した。