元プロレスラーの小橋建太氏(48)とプロボクサーの高野人母美(27=協栄)が6月から埼玉・川越市の尚美学園大学で特別講師を務めることになり、その会見が11日、同大学で行われた。2人は、総合政策学部ライフマネジメント学科のスポーツコースの学生を対象に、月に1度の割合で教壇に立つ。内容は講義と実技が半々。契約は年度更新で、来年3月まで。

 小橋氏は「引退後の活動の中でプロレスエクササイズに、尚美学園大学から興味を持っていただいた。今回、健康の大切さや、自分の経験を通じ、病気から復活したメンタル面の向上などの話をしたい」と語った。6月10日に東洋太平洋スーパーバンタム級王座に挑むため座禅や断食に取り組む高野は「自分も講師をしながら学ばせていただきたい。(タイトル戦は)このチャンスを逃さないようにがんばりたい」と話した。