大関霧島(30=音羽山)が隙のない相撲で、自身初となる初日からの5連勝を飾った。出足の鋭さが持ち味の平戸海(26=境川)を相手に、立ち合いで鋭く当たり、相手に引かせる展開に持ち込むと、そのまま圧力をかけ続け、最後はすくい投げで仕留めた。前日の一山本戦では立ち合いで踏み込めず「今日はいい当たりができたかなと思う。やっぱり立ち合いが大事なので、しっかり当たっていった感じ」と納得の表情。平戸海の立ち合いについても「もちろんスピードが早いし、中途半端に当たるとだめな相手。あとは流れですね」と警戒していたことを明かした。

自身初の初日から5連勝には「意識はありましたけど、そういうことを考えている場合ではない。一番一番考えてやっていきたい」と冷静。5日目を終えて勝ちっ放しは2人。2横綱1大関不在の場所で、琴栄峰と並んで優勝争いのトップに立ち、番付上も場所を引っ張る立場となるが「それは考えずにやっていく。まずは自分の一番」と足元を見つめた。

▽八角理事長(元横綱北勝海) 霧島は立ち合いがいい。うまく踏み込めば、勝つチャンスはぐっと上がる。この立ち合いを必ずできるように稽古すればいい。琴桜は相手に合わせ過ぎだ。常に足がそろっていて、小手先で取っている。

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