バルト(32)が、高阪剛(46)を巨体で圧倒し、準決勝にコマを進めた。プロハースカの欠場で、代役出場となった高阪に対し、バルトは試合開始から180キロの巨体で押しつぶした。

 高阪の上に乗り、下にいる相手に容赦なくヒザ蹴りを見舞った。2回は、コーナーに押し込んだまま、ヒザ蹴りで攻撃。そのまま、無策の高阪に反撃を許さず3-0の判定勝ち。動きの少ない試合に、会場からはブーイングが浴びせられ、困惑の表情を浮かべていた。