総合格闘技のRIZINは5日、都内で会見を開き、タレント野沢直子の長女の真珠・野沢オークライヤー(23)が、7月30日のRIZINさいたまスーパーアリーナ大会でデビュー戦を行うと発表した。野沢オークライヤーは4月のRIZIN横浜アリーナ大会で参戦を表明。6月には、榊原信行実行委員長が観戦した米国の大会で勝利を挙げるなど、デビュー戦は秒読み段階となっていた。対戦相手はシーナ・スター(34=米国)。

 会見に出席した野沢オークライヤーは「7月30日にRIZINでプロデビューします。本当にうれしいです。必ず、エキサイティングなアグレッシブな試合をお見せするので、よろしくお願いします」と意気込みを話した。また、同大会の追加カードとしてギャビ・ガルシア対オクサナ・ガグロエヴァの試合も決まった。

 榊原実行委員長は野沢オークライヤーとの契約について「最初の印象はお母さんの存在があっての真珠選手だったが、彼女の姿勢、持っているポテンシャルは七光りのそれではないと感じた。さらに彼女には大きな志がある。彼女の成長をファンとともに見届けたい」と中長期の契約を結んだことを明かした。会見には母の野沢直子も姿を見せたが、コメントや写真撮影は「娘が主役だから」と事務所を通じて遠慮した。

 さらに、10月に予定されていた大会が10月15日で福岡・マリンメッセ福岡で開催されることも決定した。同大会では、男子のバンタム級トーナメント1回戦と、女子49キロ級トーナメント1回戦4試合が予定されている。すでにRENAの出場が決まっている同トーナメントは、優勝700万円、準優勝200万円、3位50万円。