WBO世界ミニマム級王者の福原辰弥(28=本田フィットネス)が24日、初防衛戦の相手で同級1位の山中竜也(22=真正)とともに熊本市内で予備検診を行った。

 世界初挑戦の山中は初々しさいっぱいだ。予備検診は初体験。体温は37・6度あったが、気にするそぶりはなく「ナックルもリーチも初めて測りました」と笑った。真正ジムの先輩で元世界3階級王者の長谷川氏に「次会う時はチャンピオンやな」と激励された。2カ月半で約160ラウンドものスパーリングを消化し、戴冠準備は整った。