WBO世界ライトフライ級タイトルマッチ(13日・エディオンアリーナ大阪)の予備検診が10日、名古屋市内で行われ、2度目の防衛に臨む王者田中恒成(22=畑中)は異常なしと診断された。

 挑戦者の同級13位パランポン・CPフレッシュマート(32=タイ)は11日に予備検診を行うため、田中は1人で会見に臨んだ。「調子はいいです。落ち着いている。でもピリッとしないですね。ひとりぼっちで」と苦笑いだった。

 WBO世界スーパーフライ級王者井上尚弥(24=大橋)が米国デビューを6回終了TKO勝利で飾った。結果をチェックしていたという田中は「いやあ、すごいですね。あの舞台でもいつも通りだった。あの舞台に行ける…うらやましいというか、目指したくなりますね」と話した。