22日に初防衛戦(東京・両国国技館)を控えるプロボクシングのWBC世界フライ級王者・比嘉大吾(22=白井・具志堅)が「脅威」の胸囲を披露した。

 18日、都内のホテルで挑戦者の同級5位トマ・マソン(27=フランス)とともに予備検診に臨んだ。5月の世界挑戦時に91センチだった胸囲が、7センチアップの98センチに成長していた。同日に予備検診に臨んだWBA世界ミドル級王者アッサン・エンダム(フランス)と同じ大きさの胸囲と判明した比嘉は「前回の世界戦よりもハードな練習をしてきた成果が出たのだろうと思います」と手応えを口にした。比嘉の師匠・具志堅用高会長(62)は「ミドル級の選手と一緒なんてヤバイよ」と目を丸くしていた。

 一方、挑戦者のマソンは「ボクシングは胸囲でするものではなく、腕でするもの」と反応していた。