国際ボクシング連盟(IBF)スーパーライト級王座決定戦に挑む同級3位の近藤明広(一力)が3日、ニューヨークの試合会場で前日計量に臨み、63・3キロでパスした。対戦する同級1位のセルゲイ・リピネッツ(ロシア)は63・4キロでともに1回目でクリアした。

 4日(日本時間5日)に試合を控えた近藤は終始リラックスした様子。東洋大で同期だった世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王者の村田諒太(帝拳)からも海外での調整方法を教えてもらい、減量は順調だったようだ。「自分が挑戦者だと思い、ポイントは考えずに倒すつもりで戦う」と誓った。