総合格闘技のRIZINは27日、都内のホテルで29日のさいたまスーパーアリーナ大会に出場する全選手の会見を行った。

 世界最強女子と言われるギャビ・ガルシア(ブラジル)と対戦するプロレスラーの神取忍(53)が、打倒ガルシアへの決意を語った。

 神取は「最初体重を増やそうかと思ったが、体重差が20キロ以上もあるので、無理に増やさないで72~73キロでいくことにした。みんなが無理だよと思うような試合をやっていく、無理なことにも立ち向かっていくところを見てほしい」と、戦いへ向かう気持ちを語った。前の会見でガルシアが「ボコボコにしてやる」と話したことに対して「別にボコボコにされるの怖くもない。それより、お前がボコボコにされる顔をイメージした方がいい」と話した。53歳での挑戦となるが「前に(女子総合格闘技大会の)L-1をやって負けて、翌年にリベンジしたときが34歳で、そのときの状態に戻っている」と体力にも自信を見せた。