代役でKENTAに挑んだ小島聡は試合後「とても濃密な、自分にとってかけがえのない時間を過ごすことができた」と充実感を漂わせた。

敗れたとはいえ、昨年50歳を迎えた大ベテランは、約2週間できっちりと仕上げ、試合ではKENTAを窮地に追い込む場面もあった。「そんなに甘くない。だからずっと夢中でプロレスを続けてきたんだと思っています」。小島の顔は敗者のそれではなかった。