WWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(35)が、21日(日本時間22日)のPPV大会エリミネーション・チェンバーで挑戦者決定戦と防衛戦の同日開催を要求した。

大会オープニングで、いとこのジェイ・ウーソと代理人のポール・ヘイマンとともに登場したレインズ。リング上で、WWEオフィシャルのアダム・ピアースからエリミネーション・チェンバー(4つのガラス製小部屋とリングがあるケージ内で、計6選手が時間差登場する生き残り戦)形式の防衛戦を提案。契約書を示されると不服そうな表情を浮かべた。さらにヘイマンを通じ、エリミネーション・チェンバー戦を次期挑戦者決定戦と防衛戦の同日開催に変更するように求めた。

するとピアースからは、エリミネーション・チェンバー戦予選の開催、そしてジェイ・ウーソとケビン・オーエンズは予選免除で本戦出場することが発表された。レインズの要求が、ほぼ通った形となった。

同予選ではキング・コービン、サミ・ゼイン組がレイ・ミステリオJr.、ドミニク組を下して本戦出場が決定。メイン戦ではダニエル・ブライアン、セザーロ組がスマックダウン・タッグ王者ドルフ・ジグラー、ロバート・ルード組を撃破し、これで本戦出場の計6選手が決まった。メイン試合後、ジェイ・ウーソがパイプいすでセザーロを襲撃すると、コービン、ゼインも加わり乱闘に発展。すると最後に登場したオーエンズが次々とライバルたちをスタナーでKOし続け「見てるか。ローマン。お前のところまで行くから待ってろよ。俺たちはまだ終わってないぞ」と王者レインズを激しく挑発していた。