日本フェザー級10位溜田剛士(27=大橋)が再起戦を勝利で飾った。

昨年11月、当時のWBOアジア・パシフィック・フェザー級王者森武蔵(薬師寺)に挑戦し、11回TKO負けを喫して以来のリングで、それいけ太一(29=湘南山神)とスーパーフェザー級8回戦で拳を交え、2回1分46秒、TKO勝利を収めた。1回に右ストレートでダウンを奪うと、2回には相手の左に合わせ、再び右ストレートを打ち抜いてダウンを追加。レフェリーストップによるTKO勝ちとなった。

大橋秀行会長(56)が現役時代に所属していたヨネクラジムで11年1月にプロデビューした溜田はヨネクラジムの閉鎖に伴い、大橋ジムに移籍して区切りのプロ30戦目を迎えた。これで通算戦績が22勝(20KO)6敗2分けとなった。溜田は「負けが続いていたので、絶対に落とせなかった試合。(20KO目で)倒すことが出来て良かったです」とホッとした表情を浮かべていた。