ボクシング元世界3階級制覇王者亀田興毅氏(34)が会長を務める315Oファイトクラブは16日、12月16日にメルパルクホール大阪で「3150ファイトVOL・1」大会を開催すると発表した。元WBA世界ミニマム級王者宮崎亮(33)が所属選手として現役復帰戦を予定。今年6月に腰痛でプロデビューが中止となっていたアマ5冠の日本ヘビー級ホープの但馬(たじま)ミツロ(26)が緑ジムから移籍。同興行でプロデビューを予定している。 亀田会長は「まず1回目、大成功を収めたい。見ている人にボクシングが面白いと思ってもらえるように。ボクシング界に自分なりの恩返ししたい」と口にした。5年ぶりの現役復帰戦となる宮崎は「興毅社長に感謝して、しっかり仕上げて試合に立とうと思います」と意気込み十分。但馬は「これまでの重量級が見せられなかったことをみせようと思います」と意気込んだ。

また3150ファイトクラブ所属の船橋真道(25)、佐々木る玖(19)のプロ2戦目、福重浩輝(28)、北田章大(24)、檜皮田知也(26)の3人がそれぞれ4回戦デビューする予定だ。対戦相手は今後発表される。なお興行はABEMAで生中継される。

9月25日、大阪・豊中市で自主興行を予定していたが、新型コロナウイルス感染症拡大を受けて断念。今回が仕切り直しの興行となる。