WWEの「野獣」ブロック・レスナー(44)がWWEユニバーサル王者ローマン・レインズ(36)に心理戦を仕掛けた。

22日のPPVクラウン・ジュエル大会(サウジアラビア)で開催される王座戦に備えて調印式が開かれた。WWEオフィシャルのアダム・ピアース立ち会いのもと、両者がサインした。

不敵ににらみながらレスナーはイスにふんぞり返って着席。スポークスマンのポール・ヘイマンに契約書を確認させてサインしたレインズに対し、続けて契約書を確認することなくサインを終えた。レインズから「契約書を読まないでサインするなんてバカなのか?」と侮辱されると、レスナーはニヤリ。もともと自らの代理人だったヘイマンの名前を出し「今朝、ヘイマンと一緒に契約書を確認したよ」と言い放つとあざ笑いながらリングを立ち去った。

一方、側近となるヘイマンの裏切りを示唆する言葉を受け、レインズの表情も硬直。真横ではヘイマンが緊張感を漂わせるなど、レスナーの心理戦は見事にはまっていた。