元K-1スーパーバンタム級王者でボクシング転向3戦連続1回KO勝利中の武居由樹(25=大橋)が4試合連続KO勝利を狙う。22日、東京・後楽園ホールで日本同級16位河村真吾(31=堺春木)との同級10回戦に控え、21日には横浜市内で前日計量に臨み、リミットよりも100グラム少ない55・2キロでクリア。河村はリミットでパスした。

武居は「1ラウンドから倒すつもりもあるし、判定で倒すことも。いろいろ考えている。勝ち方は明日の自分が決めることなので楽しみにしていてください」と予告。「どんな戦いになるか、みんな楽しみにしていると思う。期待に応えられる試合(内容)で。会場の雰囲気などをみながら試合し、どうやって戦うかを決めていきたい」と余裕の表情を浮かべた。

また、所属ジムの大橋秀行会長も「元世界ランカー、王者クラスとスパーリングしてきた。内容もすごくいいスパーリングだった。試合が楽しみです」と期待を寄せた。

一方の河村は日本ランカーらしく「1ラウンドKO宣言ですが、倒されても立ち上がって倒すつもりでいます。楽しみにしていてください」と不敵な笑みを浮かべた。