「ファン1万人がガチ投票! プロレス総選挙」が13日にテレビ朝日系で放送され、日本全国のプロレスファンに実施した「本当にスゴいと思う《現役プロレスラー」アンケートの結果が発表された。

来春まででの引退を発表している“プロレスリングマスター”こと武藤敬司(59)は4位を獲得。「そんなにいいんですか? 光栄ですね。今年還暦ですからね。還暦のオヤジ。若い女の子とかにキャーキャー言われる年でもないからな」と謙遜した。

さらに、番組内では武藤自身が選ぶ、最も印象深かった試合を公開。95年に東京ドームで行われた高田延彦とのIWGPヘビー級選手権試合を挙げ、「最後の最後にドラゴンスクリューから4の字固め。そのイメージをあの試合で作ってもらった。この試合があったからこそ今日までやってこられた」と懐古した。

また、来春の引退についても言及。「気持ちは続けていきたいんだけど、ゴールまで最高の武藤敬司で臨みたい。そこに向かって頑張っている」と話した。さらに、引退試合の相手については「決めていない」とし、「総選挙で1位になったレスラーとやろうかな」などと提案した。

1位を獲得し、番組ゲストとして武藤のコメントを視聴していたオカダ・カズチカは、「武藤さんが望むなら」と、対戦に意欲を示していた。