日本フェザー級9位の「ミライモンスター」松本圭佑(23=大橋)が6連続KOでデビュー6連勝を飾った。石田凌太(26=角海老宝石)との同級8回戦に臨み、2回1分43秒、TKO勝ちを収めた。カウンター左フックでキャンバスに沈め、そのままレフェリーストップ勝ち。松本は「今日の僕の目標&テーマは1回しっかり様子みること。自然とカウンターが出たことが良かった点です」と収穫を口にした。

元東洋太平洋フェザー級王者の父好二トレーナーの指導を受け、20年8月のプロデビューから5戦連続KO勝利中だった。過去最長ラウンドが21年12月の荒木貴裕(JBスポーツ)との5回となるだけに、長いラウンドを戦うことも希望していたが、早期KO決着となったのは成長のあかしでもあった。

フジテレビ系で放送されるドキュメンタリー番組「ミライ☆モンスター」でアマ時代から登場している松本の愛称は「ミライモンスター」。「僕は6戦目で、日本ランクも1ケタになりました。また日本ランカーと戦い、いずれ王座に挑戦したい。まだまだミライモンスターのイメージが強いですが、いつか『ミライ』が取れるように頑張りたい」と強い意欲を示していた。

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