「かわいい系女王」となる前スマックダウン女子王者リブ・モーガンが狂気的な「顔」をみせた。8日のエクストリーム・ルールズ大会でロンダ・ラウジーに敗れて王座陥落したモーガンはソーニャ・デビルとのシングル戦に臨んだ。

デビルの先制攻撃を受けたモーガンは余裕の笑みを見せるとドロップキックで応戦。背後からバッククラッカー、串刺し式エルボー、逆さ押さえ込みと連続攻撃。デビルに強烈な膝攻撃、コーナーポストに頭部をたたきつけられると狂気の笑みをみせて反撃を開始した。デビルのビンタを浴びると、さらにヒートアップ。場外戦では鉄製ステップにデビルの顔面を何度もたたきつけ、防護壁やエプロン、解説テーブルにも投げつけていると、レフェリーから両者リングアウトが宣告された。

会場からの大ブーイングを浴びてもモーガンの暴走は止まらなかった。リング下や場外からパイプいすを持ち出した。デビルをリングに戻し、コーナートップからいす上へ、雪崩式スーパープレックスでたたきつけた。騒然とするムードの中、モーガンは不敵な笑みを浮かべながら。デビルをにらみつけていた。

前週大会で、モーガンはインタビューを受けるデビルを襲撃。バックステージでダイビングセントーンでKOに追い込んでいた。「かわいい系」は返上か。怖いモーガンになった今後の動向に注目が集まる。