立ち技格闘技イベント「RISE WORLD SERIES/SHOOTBOXING-KINGS 2022」が25日、東京・両国国技館で行われ、“神童”那須川天心の弟、那須川龍心(りゅうじん、16=TEAM TEPPEN)が3連勝を飾った。

大会第1試合となったフライ級ワンマッチ(51・5キロ、3分3回)でKOUJIRO(17=ジムファイターズ)と対戦。5戦4勝の実績を持つ相手に、2回からリズムをつかんで、2-0の判定勝利を収めた。勝利の瞬間は、小さくガッツポーズを作った。

那須川龍は、ボクシング転向を表明している兄にかわる次世代のスターとして、今年4月にプロデビュー。同戦で初勝利を飾るも、6月の「THE MATCH2022」では大会のオープニングマッチ大久保琉唯戦で惜敗。再起戦となった8月の後楽園大会で平山龍馬からプロ初のKO勝利を挙げると、10月には吉田亮汰朗に判定勝利していた。

この日の勝利で、通算成績は4勝1敗となった。