【KNOCK OUT】ぱんちゃん璃奈復帰戦でどつき合い、鈴木千裕は１回KO勝利／ライブ詳細

＜キックボクシング：KNOCK OUT＞◇5日◇国立代々木競技場第二体育館

3月5日、キックボクシングのKNOCK OUT2023 SUPER BOUT“BLAZE”が東京・代々木競技場第2体育館で開催され、昨年12月、詐欺の疑いで兵庫県警垂水署に逮捕され、先月に謝罪会見を行ったキックボクサーぱんちゃん璃奈（28＝フリー）がリング復帰を果たし、坂本瑠華（24＝スナイパーセキュリティー）とのエキシビションマッチで4分間を戦い終えた。また、鈴木千裕（23）はマルコス・リオス（23＝アルゼンチン）に１回KO勝利を収めた。

: 坂本瑠華との対戦後、謝罪するぱんちゃん璃奈（撮影・滝沢徹郎）

◆試合経過

第1試合　KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級

工藤“red”玲央

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１回ＫＯ

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小倉尚也

: パンチを打ち合う小倉（左）と工藤（撮影・滝沢徹郎）

お互いに蹴り、打撃とも相打ちが続く互角の展開。その後は工藤が優位に進めていたが、中盤以降は小倉の打撃が次々とヒットし、ダウンを奪ってKO勝ちした。

▽小倉「これが第１試合です。盛り上がっていこうぜ」

第2試合　KNOCK OUT-BLACKスーパーウェルター級

渡慶次幸平

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延長ＫＯ

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MASATO BRAVELY

現役医師格闘家MASATOは渡慶次幸平に延長ＫＯ負け　復帰戦飾れず「最後にスタミナ切れた」

: 2回、MASATO BRAVELY（左）は渡慶次の腹を蹴る（撮影・滝沢徹郎）

MASATOが蹴りで積極的に仕掛ける。渡慶次も蹴り、打撃で応戦。終盤にお互いのパンチが顔面にヒットし、1回終了。2回はMASATOが三日月蹴り、膝蹴りで攻め立てる。攻撃を封じられた渡慶次は攻撃が出せないまま終了。3回は終盤MASATOが疲れたところを渡慶次が一気に攻め込みダウンを奪った。延長では渡慶次、左ミドルキック、左フックでダウンを奪ってKO。

▽渡慶次「キックボクシング2勝目ありがとう。見ての通り、キックボクシングは下手なので、年に1回呼ばれるように他で練習したい。本気で格闘技を頑張っている。これからも輝くので呼んでください」

第3試合　KNOCK OUT-RED -53.0kg契約

心直

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判定0－3

○

MASA BRAVELY

: MASA BRAVELY（右）は心直に肘を打ち込む（撮影・滝沢徹郎）

お互いに蹴りを中心に攻め続け互角の展開が続く。MASAが心直のカーフキックを受けながらも2回終了間際に右フックをヒット。3回は終始前に出続け、蹴り、肘攻撃を浴びせ続けたMASAが判定勝ちした。

第4試合　KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級

古木誠也

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１回ＫＯ

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武蔵

: 勝ち名乗りを受ける武蔵（撮影・滝沢徹郎）

17歳武蔵がスピードある打撃で王者古木に襲いかかる。右、左と攻め続けスタンディングダウンを奪うも、すぐにカウンターでダウンを奪い返される。ところがその後も一気に攻め立て、再び古木の顔面に左、右とパンチをヒットさせ、KO。古木は膝から崩れ落ちた。

▽武蔵　初めての参戦で知らなかった人もいると思うけど、インパクトを残せたと思うので、次回タイトルマッチよろしくお願いします。

第5試合　KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級

壱・センチャイジム

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３回ＫＯ

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響波

那須川天心の対戦相手・与那覇勇気のいとこが敗戦、勝利バトン届けられず

: 3回、響波（左）は壱・センチャイジムからダウンを奪う（撮影・滝沢徹郎）

: 3回、響波（手前）は壱・センチャイジムに浴びせ蹴りを見舞う（撮影・滝沢徹郎）

響波が序盤攻め込み、壱は前蹴り、ローキックで応戦。響波が中盤、まぶたの上あたりが出血。2回に壱が打撃でコーナーに追い込み連続攻撃で攻め続けて優位に。3回序盤に壱の左が入り、ダウンを奪う。その後は殴り合いからカウンターから2度のダウンを奪い返し、逆転。最後は壱が前に出たところで、響波のバックブローが決まり、KO勝ちとなった。

▽響波　現役王者と組んでいただいてありがとうございます。今回はレッドでやったが、レッドの王者は壱選手が似合っていると思うので、僕はブラックで挑戦したい。

第6試合　KNOCK OUT-BLACK -59.0kg契約

久井大夢

○

３－０判定

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元山祐希

: 久井（左）は元山に蹴りを見舞う（撮影・滝沢徹郎）

リーチのある久井のストレートと蹴りが伸びる。元山も強烈パンチで応戦。互角の展開が続くも、徐々に元山がコーナーに追い込んでいく。お互い決定打がないまま2回終了。3回は久井が蹴りを有効に優位に攻めるが、中盤一気に元山がギアを上げる。最後は打ち合うもそのまま終了、久井の判定勝ちとなった。

第7試合　KNOCK OUT-BLACKウェルター級

杉原新也

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判定０－３

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宇佐美秀メイソン

: 宇佐美（右）は杉原に膝蹴りを見舞う（撮影・滝沢徹郎）

宇佐美が序盤から強烈な蹴りと打撃で杉原を一気に追い込む。左ボディ、アッパーから膝蹴りと多彩な攻めで一方的に攻め込んだ。2回以降も宇佐美の強烈なパンチがヒットするが杉原も応戦、なんとかこらえる。3回は挑発しながら攻撃を浴びせて迫るが、杉原も倒れずに最後まで立ち続け、判定で3－0宇佐美が勝利。デビュー2連勝となった。