男子ウエルター級で川村萌斗(新潟・開志学園3年)が2連覇を達成した。決勝は和賀龍希(岩手・水沢工3年)に5-0の判定勝ち。昨年の選抜、国体と合わせ高校3つ目のタイトルを手にした。

判定勝ちのコールに川村がリング上で両腕を突き上げた。「勝ててホッとしました」と笑顔に傷は見当たらなかった。右のリードで和賀の前進を止め、距離ができると左ストレートをヒットさせた。インターバルには仁多見史隆監督(48)のアドバイスに笑顔で応える余裕もみせていた。

初戦2回戦は2回で、準決勝は1回にRSC勝ち。3試合すべて圧勝しての連覇だった。今年の目標は年間3冠獲得で「絶対に達成したい」。8月全国高校総体、10月国体も自信を持って頂点を狙う。