アントニオ猪木らと対戦したニュージーランドのプロレスラー、ブッチ・ミラー(本名ロバート・ミラー)さんが死去した。78歳だった。死因は不明。

ミラーさんの相棒でタッグチーム「ザ・ブッシュワッカーズ」を結成したルーク・ウィリアムスの娘、ジャッキー氏が3日(日本時間4日)、SNSを通じて発表した。同氏は「親愛なるボブ(ミラー)が亡くなりました。愛する人が私たちから離れることはない。死は触れることができないもの。ボブ・ミラーおじさんと再び会うまでいつも愛しています」などと報告した。

64年にプロレスデビューしたミラーさんは、73年に全日本プロレスで初来日した。マスクマンのザ・タイガーとしてアントニオ猪木とシングルマッチで対戦。74年には国際プロレス、79年には全日本プロレスでも来日した。87年にはウィリアムスと組み、新日本プロレスのIWGPタッグ王座決定リーグ戦にも出場。88年からはWWF(現WWE)に参戦し、15年にはWWE殿堂入りを果たした。

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