帝拳がマネジメントするアンソニー・オラスクアガ(24=米国)が、ジーメル・マグラモ(28=フィリピン)を7回TKOで撃破した。

オラスクアガは今年4月にWBAスーパー、WBC世界ライトフライ級王者寺地拳四朗(31=BMB)に挑み、激闘を演じた。結果は9回TKO負けも、十分な爪痕を残した。マグラモも20年11月に中谷潤人とWBO世界フライ級王座決定戦を戦い、8回KO負けしている。日本選手とゆかりの深い両者が激突し、オラスクアガが勝利した。

試合後は「最高にハッピーだ。前に出ようと思った」とオラスクアガ。安定王者の寺地を追い詰めた実力をあらためて証明。戦績はまだ7戦目でこれで6勝(4KO)1敗。伸び盛りの勢いで、念願の世界王者を目指す。

那須川天心プロ第2戦メキシコ王者グスマン戦 中谷潤人&寺地拳四朗ダブル世界戦/ライブ速報