全日本プロレスは10日、同日に開催された高崎大会(Gメッセ群馬)に出場していた吉江豊さんが亡くなったと発表した。50歳。

この日の第3試合、タッグマッチ(20分1本勝負)に井上凌と組んで出場。大森北斗、崔領二組との対戦で11分48秒、崔領二に井上凌が、赤川鉄橋からの体固めで敗れていた。

その最後の相手となった崔がX(旧ツイッター)で追悼し、思いをつづった。

「若手の頃 一緒にリング作ってくれたり 他団体ながらご飯誘ってくれたり 今日も久々だねと昔話して、あぁでもないこうでもないと2人で笑ってましたよね」

「最後の対戦相手となりましたが、心の底から吉江さんとご一緒させていただき光栄でした」

「本当にお疲れ様でした ゆっくりお休みください」

突然すぎる訃報は、全日本プロレスが午後10時に「吉江豊選手は、試合終了後に控室に戻った後、体調が急変し、高崎市内の病院へ緊急搬送されましたが、そのまま帰らぬ人となりました。吉江豊選手のご生前のご功績を偲(しの)び、心からご冥福をお祈り申し上げます。全日本プロレス」と公式サイトやSNSで発表していた。

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