NEW JAPAN CUP(NJC)準々決勝1試合が行われ、連覇を狙うSANADA(36)がハウス・オブ・トーチャー(HOT)のジャック・ペリー(26)を下して4強入りを決めた。

もう1試合、後藤洋央紀VSデビッド・フィンレー(30)が行われる予定だったが、フィンレーが体調不良で欠場。後藤が不戦勝で、SANADAとの準決勝(18日・郡山大会)にコマを進めた。

▼NJC(時間無制限一本勝負)

○SANADA(16分02秒、オコーナーブリッジ)×ジャック・ペリー

SANADAとジャック・ペリーは昨年6月「AEW×NJPW:Forbidden Door」でのIWGP世界ヘビー級王座戦で対戦し、SANADAが勝利。ペリーはリベンジを果たすべくゴングを待たずに奇襲攻撃をかけた。

SANADAも反撃するが、ペリーは場外フロアへの断崖式DDTで前回王者を痛めつける。さらに終盤にはお約束のようにHOTのメンバーが乱入。これはSANADAの仲間、ジャスト5ガイズ(J5G)のタイチと上村が排除するものの、ペリーはSANADAにランニングニーアタックをヒット。しかし追い打ちの一発をかわしたSANADAが最後はオコーナーブリッジで技ありの3カウントを奪取した。

試合後、後藤洋央紀が登場し、SANADAに宣戦布告。だがSANADAはいつものように「今日勝ったのは俺なんで、帰ってもらっていいですか?」と後藤を帰らせ、“ギフト”を演出。「日本で一番ここ名古屋が、でら好きです」と地元の言葉を交えてファンにアピールした。